【ラブラドールレトリバー】子犬の体重の推移をしっかりと把握しよう!
初めは小さな子犬として迎えたラブラドールでも、大型犬なのであっという間に大きくなっていきます。
その大きくなるスピードには驚かされます。
からだの大きさだけでいったらとても子犬には見えなくなっていきます。
体重の変化を把握して健康管理に役立てましょう。
ラブラドールレトリバーの子犬の体重の推移
子犬の体重は生後1週間~10日で誕生時の約2倍になります。
生後30日になると体重は誕生時の4~6倍にもなります。
生後6ヶ月で成犬に近いくらいの体重になり、子犬といえどあっという間に大きくなります。
ラブラドールのような大型犬の成長スピードはとても速いのです。
ラブラドールレトリバーは肥満に注意
ラブラドールは運動量が非常に多いため、毎日の運動をしっかりやっていないと肥満になってしまいます。
運動量があまり取れない場合は食べさせる餌やおやつの量を調整していかなくてはなりません。
適正体重の15~20%を越えた時点で肥満といわれます。
ラブラドールの適正体重はからだの大きさに関係しているため、一概に何キロとはいえません。
愛犬の適正体重を知るには、肋骨部分に触れてみてわずかに脂肪に覆われていて、肋骨を感じることができるのが理想体型です。
肋骨周りの脂肪が厚くて、肋骨を触ることが困難な場合は肥満であるといえます。
肥満を感じたら少しずつダイエットすることをおすすめします。
ラブラドールレトリバーの体重の計り方
体重の変化は健康のバロメーターなので飼い主としてしっかり把握しておきたいところです。
体重の計り方はラブラドールを抱いて体重計に乗って、自分の体重だけ差し引くことでラブの体重を知ることができます。
ラブラドールの抱き方は、前足の付け根と後ろ足の付け根に両腕を差し入れ、二の腕に乗せるようにして下から抱き上げます。
からだが大きくて持ち上げるのが困難な場合は、2つの体重計を用意して、前足と後ろ足をそれぞれの体重計に乗せて2つの数値を足したものが体重になります。
ラブラドールレトリバーの成長過程
ラブラドールの子犬の発育を大きく分けると以下のようになります。
■ 新生児~離乳期 (生まれてから生後30日)
子犬が産まれて母犬のお乳を飲んで過ごす期間が、生後3~4週間の時期です。
この時期はただ飲んで寝るを繰り返す赤ちゃんとしての期間になります。
生後10日~2週間の間に目がはっきりと見えるようになります。
同じころ耳も聞こえるようになります。
生後3週目から乳歯が生え始め、遊ぶことも少しずつ覚えていきます。
生後3~4週目ころから乳離れを始め、それまでは母犬が排尿、排便の世話をしますが、離乳期を過ぎれば自分でできるようになります。
■ 幼年期(生後30日~90日)
生後30日もたつと、乳歯も全部で28本生えそろうようになります。
生後7週目くらいで離乳期が終わります。
からだもどんどん大きくなり、動きも活発になってきます。
新しい飼い主のもとへ行くのもこの時期になります。
骨格もしっかりしてきて感情表現も豊かになってきます。
決まった場所のトイレを覚えたり、簡単なしつけができるようになります。
■ 少年期(生後90日~6ヶ月)
社会性を見につけて、人間のルールなどを学ぶ時期になります。
からだもしっかりしてきて、しつけをしていくにはもっとも大事な時期になります。
生後4ヶ月ころから乳歯が抜け始めて、5~6ヶ月ころにはあっという間に永久歯が生えそろうようになります。
生後6ヶ月もすればもう成犬と変わらないくらいのからだの大きさになってきます。
縄張り意識も出てきて、知らない人や犬に対して警戒心が出てきます。
飼い主や家族との信頼関係を築く時期ですので、ちゃんとしつけをしながら徹底して手をかけてあげることが大事な時期です。