ラブラドールレトリバーのしつけの方法

ラブラドールレトリバーのしつけ方のコツについて解説します!

【ラブラドールレトリバー】犬のフケの原因はシャンプーのせい?

ラブラドールのからだの表面に白いフケのようなものがたくさん出てしまっているなんてことありませんか?

 黒ラブは特にフケが目立ちますよね。

 

あまりにもこのような状態が続いていくようならしっかりとしたケアが必要になります。

 皮膚の状態を知って正しいシャンプーやケアをしていきましょう。

 

 

犬にフケが出るメカニズム

f:id:dhrdw4890:20190523154933j:plain

そもそもフケというのはいったいなんでしょうか。

白くて薄い皮のようなもので出来ていますよね。

このフケとは古くなった皮膚の細胞が剥がれ落ちたもののことをいいます。

 

皮膚の表皮では常に新しく作られた細胞が生まれ、古くなった細胞が剥がれ落ちてくということが自然と行われています。

細胞はいつも新陳代謝を繰り返していて、犬の表皮の生まれ変わるサイクルが22日前後といわれています。

 

この周期のことを「ターンオーバー」といいます。 

 

人間の場合にも同じように皮膚のターンオーバーが常に行われています。

通常古くなった細胞は皮膚の表面で垢となってお風呂などで洗い流されています。

毛が多い頭皮などでは、この垢が固まってフケとなって出てきてしまうことがあります。

 

犬の場合は全身を被毛で覆われているため、フケが目立ちやすいともいえます。

正常な場合の皮膚では、フケは細かい垢となって目に見えない形で剥がれ落ちているため気付かないことが多いのです。

 

つまり普段からフケは出てはいるけれど、小さくて気付かないということです。

これが気付くほど大きくなって目に見えるようになってきたときは、皮膚のターンオーバーに異常が出ていることになります。

 

 

ラブラドールレトリバーにフケが出る原因

f:id:dhrdw4890:20190523155006j:plain

普段から見えない形でフケが出ることは分かりましたが、フケが大きくなってしまう原因はどうしてでしょうか。

 そこには何らかの外的要因などで皮膚に悪い影響が出てしまっているのかもしれません。

 

通常犬の場合は22日前後のターンオーバーによってスムーズに皮膚の細胞が入れ替わっています。

 しかし、何か皮膚に強い刺激が加わったりすると、表皮を保護するためにいつも以上にターンオーバーを早くして皮膚の良い状態にしようとします。

 

ターンオーバーのサイクルが早まるとどうなるでしょうか。 

答えはいつも以上に古くなった細胞(フケ)が増えることになります。

 

フケが異常に多く出るメカニズムは表皮のターンオーバーのリズムが崩れサイクルが早まることによって起こるということです。

 

 

犬のターンオーバーが早まる原因

f:id:dhrdw4890:20190523155020j:plain

それでは犬のターンオーバーが早くなる理由を考えてみましょう。

 

シャンプーが原因

シャンプーをした後からフケが異常に多くなったということはよくある話です。

これはシャンプー剤が犬の肌に合っていないことが考えられます。

皮膚の表面にある皮脂はバリアーの役割をしています。

 

この皮脂は取りすぎてしまうと肌がダメージを受けやすくなります。

また皮脂バランスが崩れることもターンオーバーが早まる理由です。

 

汚れや脂がよく落ちるからといって刺激性の強いシャンプーを使うとよくありません。

またシャンプーするときに地肌を強く擦りすぎるのも皮膚を痛める原因となります。

洗うときは優しく地肌を撫でるように洗いましょう。

 

すすぎはシャンプー剤が残らないように入念に行ってください。

すすぎ残しは炎症などトラブルのもととなります。

 

シャンプーは天然成分を使った犬用の低刺激性のものがおすすめです。

 

乾燥が原因

冬場にフケが目立つ時は乾燥肌の可能性が考えられます。

冬場は空気がとても乾燥します。

短毛の犬種には乾燥肌がよく見られることがあります。

 

乾燥肌になると痒みもともなうため、掻いてしまい皮膚炎になってしまうことがあります。

加湿器を使って部屋の中の湿度を高くしましょう。

また犬の地肌に保湿ローションを塗ってあげることで乾燥を抑えることができます。

 

病気が原因

何かしらの皮膚の病気にかかってしまっているケースも考えられます。

 ラブラドールは皮膚病にかかりやすい犬種ですので、注意しましょう。

 

主にアトピー性皮膚炎アレルギー性皮膚炎などになりやすいです。 

からだ全身をいつも掻いてばかりいるのであれば獣医に相談した方がいいでしょう。

 

痒み止めの内服から、飼育の衛生環境やドッグフードなど食事内容の見直しも必要になってきます。

痒みの原因を特定してもとから絶つようにしましょう。

プライバシーポリシー