ラブラドールレトリバーのしつけの方法

ラブラドールレトリバーのしつけ方のコツについて解説します!

【ラブラドールレトリバー】原産国はイギリス?それともカナダ?

ラブラドールレトリバーの原産国についてイギリスといったりカナダといったりしますが、いったいどちらが正しいのでしょうか。

 

ラブラドールの歴史について触れてみたいと思います。

 

 

ラブラドールレトリバーの原産国とは

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犬種図鑑など公的なものを見ると、ラブラドールの原産国はイギリスとなっています。

でも中にはラブラドールの原産国はカナダと紹介しているものもあったりします。

 

その理由は、カナダにあるラブラドール半島という場所が関係しています。

ラブラドール半島はカナダの東の外れにあって、その昔漁業を行う町でした。

 

ラブラドールレトリバーのルーツがどこからやってきて、どこで認知されたのかが鍵になってきます。

 

ラブラドールが歴史的に認知されたのが、イギリスにあるケネルクラブによって1904年に犬種として初めて認められます。

そのため原産国はイギリスとなっています。

 

ラブラドールがどこからやってきたのか、それ以前の歴史について実はあまりはっきりとしたものは残されていません。

 

 

ラブラドールの祖先はニューファンドランド

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ラブラドールの祖先犬になる大型犬がもともとカナダのニューファンドランド島にいて、漁師の手伝いをしていました。

漁師が取った網からこぼれた魚を咥えて回収する仕事をしていたため

レトリバー=回収するの意味

が由来になっています。

 

スコットランド人の探検家の旅行記にはニューファンドランド島には小型の黒いウォータードッグがいたという記述があります。

ニューファンドランド島には大型犬(現在のニューファンドランド)と小型犬(レッサーニューファンドランド)がいました。

 

小型の黒いウォータードッグは、打ち落とされた水鳥を回収するようによく訓練されていたといいます。

なめらかな短毛で寒い冬に水中での仕事に重宝されるだろうとさくさんの黒いウォータードッグをイギリスが輸入しました。

 

1800年代にイギリスのプールハーバーとニューファンドランド島は頻繁に交易が行われていたため、その船に乗ってやってきたレッサーニューファンドランド犬がラブラドールのルーツだといわれています。

 

レッサーニューファンドランド犬は泳ぎの能力が高く、水猟が盛んだったイギリス貴族の目にとまり、水猟犬としてその後も受け継がれていきました。

その後犬舎で改良を重ねて現在のラブラドールレトリバーの基礎を築いたとされています。

 

しかしラブラドール半島からは黒い犬は出ていないという記述があります。

ラブラドールはもともとラブラドール半島から出た犬ではないということは確かなことのようです。

 

イギリスではすでに持ち込まれていた大型犬のニューファンドランドとを区別するために、ラブラドール半島の方から来た犬として名前をつけるようになったと考えられています。

 

このためラブラドールレトリバーの祖先はカナダのニューファンドランド島にあるため、原産国をカナダということがあります。

 

しかし、イギリスでは現在のラブラドールのスタンダードになるまで改良を重ねて血統を確率したため、原産国イギリスとなっています。

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