【ラブラドールレトリバー】子犬の食事は「マテ」と「ヨシ」をしつけよう!
待ちに待った食事の時間!
テンションが上がってすぐにがっついてしまうことはありませんか?
落ちているものを拾い食いしたり、ゴミ箱の中をあさるようなことはしていませんか?
すべてにおいて飼い主の指示で行えるようにするには、食事中にもしっかりとしたマナーとしつけが必要です。
今回は食事のしつけについてお伝えします。
ラブラドールの食事は毎回同じパターンで
食事中はトレーニングをする絶好の機会です。
毎日の食事は、いつも同じ時間に、同じ場所で、同じ食器を使って与えましょう。
食事を取るということも習慣のひとつです。
毎回のパターンを一定に決めてやることで、犬もしつけを学びやすくなります。
逆にいえば、毎回不規則に食事を与えていると犬は混乱するばかりでしつけるのは難しくなります。
ラブラドールが欲しがっても与えない
ラブラドールは食欲が旺盛なのため欲しがった分だけ与えていたら、すぐに太って肥満になってしまいます。
また、欲しがれば与えるというように許してしまうと、家族の食卓に口を付けたり、落ちたものを食べるようになってしまいます。
基本餌以外のものは食べさせない習慣を身に付けさせたいものです。
散歩中の拾い食いをさせないための対策にもなります。
犬の餌は家族の食事が終わった後と決めて、欲しがっても犬を優先させないことです。
家族の食事が終わるまではじっと待ってられる子にしつけましょう。
あくまで家族と犬の食事には一線を引くことです。
ラブラドールレトリバーの食事のしつけ方
食事のしつけは勝手に犬が食べるのではなく、飼い主の指示があって初めて食べられるようにします。
そのために、「マテ」と「ヨシ」をしつけます。
スワレ
食事の時間になるとテンションが上がって飛び回ったりします。
まずは落ち着かせるために「スワレ」をさせます。
食事の前は静かに待つということを習慣化させます。
「スワレ」が出来ないときは、食器を頭の上に持って見上げるようにすると座ります。
なかなか座らないときは腰を上から軽く押して「スワレ」と合図します。
マテ
食器を犬の前に置いて、「マテ」をします。
手の平を犬に向けてジェスチャーをしながらやると更に効果的です。
食器にはいつでも下げられるように手をかけておいて、食べようとしたら食器をすかさず取り上げます。
ヨシ
「マテ」が出来たら、「ヨシ」の合図で食べさせます。
最初のうちは「マテ」の時間を短めにして「ヨシ」をするようにして、だんだんと「マテ」の時間を長くしていきます。
最終的には飼い主の「ヨシ」がない限りは勝手に食べなくなります。
飼い主への服従心を養うのに食事のしつけは最適です。
手の平からあげる簡単なしつけ
手の平の上に餌をのせて、「マテ」といって犬の前に餌を差し出します。
犬が食べようとしたら、手の平を握って餌を隠します。
この動作を繰り返しやって、「ヨシ」といって食べさせれば待つことを覚えるようになります。
食器から餌をこぼしてしまう場合
食器の中の餌を床に出してから食べてしまうことがあります。
犬には本来食器からこぼさずに食べるというマナーは持ち合わせていません。
大きな餌などの場合には、ひと口で食べられないことで外に出してから少しずつ食べようとします。
対策としては細かく刻んで簡単に食べられるようにすることです。
犬が食べやすいように水分を多めにして、食器を大きくすることでこぼさず食べれるようになります。
食べ終わったら食器はすぐに片付ける
もし食べ残しがあったとしても、食事の時間が終わってからいつまでも食器を置きっぱなしにしておくのは良くありません。
残したものを時間が経ってから食べるのは、食事のリズムに影響が出ます。
また暑い季節になると残った餌が腐ってしまったりしてお腹をこわすことにもなります。
食器をおもちゃ代わりにして遊んでしまうことも覚えてしまい、食器を取り上げられるのに怒ったりすることも出てきてしまいます。
食事の時間が過ぎたらすぐに食器は片付けるようにしましょう。