【ラブラドールレトリバー】室内でのトイレトレーニングのポイント!
トイレトレーニングは子犬がうちに来てまず一番最初に教えるしつけになります。
子犬が来たその日からすぐに始められるように事前にしっかりと準備しておきましょう。
今回はラブラドールレトリバーの室内でのトイレのしつけ方についてお伝えします。
サークルの準備
まずはサークルを準備しておきましょう。
サークルとは四方を柵で囲った屋根のないものをいいます。
サイズはラブラドールが成犬になったときにも1頭入れる大きさのものがいいでしょう。
狭い場所に入れるのがかわいそうと思うかもしれませんが、犬にとっては四方を囲まれている場所の方が安心して過せるのでなにも問題ありません。
サークルの設置場所
サークルを置く場所は家族が一番集まるリビングがおすすめです。
ラブラドールは人と居るのが大好きなので、常に人が行き交うところが喜びます。
またしつけをする上でも、いつも目に届くところにいることでトレーニングもしやすくなりますし、ワンちゃんの不調にもすぐ気付いてあげることができます。
リビングの中での置き場所は、外の気温の変化に左右されにくい場所を選びます。
家族の姿が見えて風通しのいい場所が最適です。
窓際や直射日光の当たるようなところは避けましょう。
夏場の留守中は部屋の温度が高くなり過ぎるため、冷房のついた部屋で涼しく過せる環境を用意してあげましょう。
サークルに慣れさせるには
初めてのサークルに慣れさせるためには、サークルの中に子犬が興味を示すおもちゃを一緒に入れてしばらく遊ばせます。
慣れてきたら子犬をサークルの外に出して抱っこをしたり、一緒に遊んだりします。
再びサークルの中に戻して、おもちゃと一緒に遊ばせます。
これを繰り返していると、次第にサークルが自分の居場所なんだと覚えるようになります。
サークル内にトイレシーツを敷く
最初はサークルの全面にトイレシーツを敷き詰めます。
うちに来た子犬をいきなり部屋に放したままではそこらじゅうでトイレをしてしまうのでまずはサークル内に入れるようにしましょう。
ラブラドールレトリバーの室内でのトイレトレーニングのポイント
トイレシーツの上におしっこをしたのを見かけたら、よく褒めてあげてすぐにトイレシーツを片付けるようにします。
次にサークルの半分のスペースにベッドを置いて、残りの半分をトイレにします。
シーツが汚れたらすぐにきれい片付けるようにしましょう。
子犬はきれい好きなので、トイレをする場所が汚れているとベッドの方でするようになってしまいます。
食事もサークル内で
サークルの中を気に入るように食事もサークルの中であげるようにします。
子犬は食事の後にトイレをすることが多いので、それを見届けてから室内で遊ばせるようにしましょう。
サークルをトイレにする
最初の1ヶ月は室内で遊ばせる時間はなるべく短めにしましょう。
子犬のうちは頻繁に排泄をします。
もよおす前にサークルに戻してトイレはサークルの中でするのが当たり前になる習慣をつけさせます。
慣れてきたらサークルの柵一面を取りはずして自由に出入りできるようにします。
サークルの全面にトイレシーツを敷き詰めてサークルをトイレ専用にします。
下を向いて匂いを嗅いだり、くるくると回りだしたりしたら排泄の合図なので、すぐにトイレに連れて行くようにしましょう。
おしっこをしている最中には「ワンツー」や「シーシー」など常に毎回声を掛けてあげるようにします。
そうすることで、子犬はおしっこをする合図なんだと認識するようになり、トイレを促すことができるようになります。
そのうち室内で遊んでいてもトイレに行きたくなったら自分でサークルに入ってするようになります。
トイレを失敗した時は
室内に放した途端に失敗しておしっこをしてしまうことがあります。
叱るのはおしっこをした瞬間だけにしましょう。
おしっこをしてから時間が経ってしまっているのに、叱ってしまうと子犬はなんで叱られているのかが分かりません。
おしっこをしているのを見かけた瞬間だけ「イケナイ」と叱るようにします。
後始末は臭いが残らないようにきれいにお掃除します。
臭いが残っているとまたトイレと勘違いして粗相をするかもしれないからです。
決まった時間トイレに連れて行く
子犬が成長するにしたがって、トイレにいく回数は少なくなってきます。
トイレにいきたくなるタイミングは
- 朝起きた後
- 遊んだ後
- 食事の後
- 寝る前
などが多くなります。
毎日決まった時間にトイレに連れて行くことで、それ以外の時間は我慢ができるようになります。
ラブラドールレトリバーのトイレトレーニングは室内でも家の外でもどちらでもできるようにするのがベストです。
室内だけでしつけると、散歩中はいっさい外でしなくなるため、一緒に外出することができなくなります。
また、外だけでしつけると、家の中でしなくなるため、大雨のときでも外に連れていかなくてはなりません。
両方のしつけをすることでラブラドールにとっても飼い主にとっても快適な毎日を送ることができるようになります。