ラブラドールレトリバーのしつけの方法

ラブラドールレトリバーのしつけ方のコツについて解説します!

【ラブラドールレトリバー】しつけで最初に知っておくべき5つのコツ!

ラブラドールレトリバーといえば、頭の良い犬種として認知されています。

ラブラドールが潜在的に持っている能力が他の犬種に比べたらたしかに高いのかもしれません。

だからといって、勘違いしてはいけないのはラブラドールだから最初から何でも賢く出来るという思い込みです。

これは大きな間違いです。

しっかりとした「しつけ」があっての賢さなのです。

しつけがされていないラブは逆にずる賢くなったり人のいうことを全く聞かなくなります。

自由に遊びを見つけては問題行動を繰り返すようになります。

だからとにかく毎日のトレーニングが大事になってきます。

 

ラブラドールレトリバーのしつけのコツは繰り返し

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しつけはとにかく毎日の積み重ねで決まります。

犬は何度も同じことを繰り返すことでしっかりと学習していきます。

「 さあ今からはトレーニングをする時間」などと切り分けるのではなく、普段の生活や遊びの中で常にしつけをし続けることがコツです。

そしてしつける側もやり方を統一しなくてはいけません。

犬は言葉の意味が理解できるわけではなく、状況や雰囲気で学んでいきます。

教える人が毎回バラバラのしつけをしていたら、それはしつけとは言えずただの遊びで終わってしまいます。

毎回決まったスタイルで繰り返し繰り返しやることに意味があります。

 

ラブラドールは遊びながらしつけをするのがコツ

一番良いのはラブラドールにとって楽しい遊びをしながらしつけをしていくことです。

ラブはとにかく人が好き。

いっぱいかまってあげると喜びます。

やりすぎると興奮して収集が付かなくなることも多々ありますが、まずは遊びの延長で同時にしつけもしていくのがベストです。

コツは「コマンド」「行動」を関連付けさせること。

遊びの中の行動で、「スワレ」「フセ」などのコマンドを繰り返し覚えさせていくことが大事です。

 

盲導犬協会でのトレーニング方法を参考にしてみてください。

盲導犬協会では英語のコマンドを使っています。 

 

ラブラドールは褒めてしつけをするのがコツ

 犬は飼い主に褒められることがとても嬉しいので、基本は褒めて伸ばしてあげることが大事です。

思うように言うことを聞かないと思わず怒鳴ってしまったりすることもあるかもしれませんが、犬も怒られることは嫌いです。

しかも、なんで怒られているのかまったくもって理解できないまま犬は怒られているので、ある意味とてもかわいそうなんです。

時には叱ることももちろん必要になりますが、でも基本は褒めてしつけを覚えさせるというスタンスでやっていくのがいいと思います。

人間も同じですよね。

出来ないことを怒られながら指導されるのと、出来ることを褒められながら指導されるのでは、モチベーションが大きく変わってきます。

昭和の時代は根性論なんかが当たり前で「スパルタ教育」なんて言葉が流行りましたが、今は「令和」ですから根性よりも情報の時代です。

お互いストレスなくどうしたらしつけが上手く出来るかなということをよく考えてやっていかないといけません。

 ここは子供の教育にも通じる部分だと思いますよ。

 

主導権は絶対に飼い主が握るのがコツ

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楽しく褒めてしつけるということを勘違いして、犬のご機嫌ばかり伺って飼い主の立場が下になってしまっては意味がありません。

飼い主が上で犬が下という絶対服従という関係性だけは崩さないようにしましょう。

何をするにしても、飼い主が主導のもとで行います。

犬はそれに従って、その中で楽しみを見つけていきます。

犬にとって服従することが苦痛になるのではなく、楽しくなるように仕向けられる飼い主さんはしつけ上手だと思います。

子供の顔を見るたびに「勉強しなさい!」といい続ける母親だと子供はやる気を失いますよね?

いかに勉強を楽しく学ばせることが出来るかが、勉強が出来る子供を育てるコツではないでしょうか。

これと同じことがラブラドールのトレーニングにも言えることだと思います。

 

 ラブラドールは褒めると叱るのタイミングがコツ

 褒めるのは出来ていても叱るタイミングが出来ていない方が多いです。

これはよく間違いが起きやすいのですが、何か犬が粗相をしたり、して欲しくない行動をしたとします。

それから少しでもタイムラグがあって犬に「駄目でしょ!」なんて叱っても、犬は「は?」となります。

叱るタイミングは「今この瞬間」でなくてはいけません。

犬には言葉が理解できませんが飼い主が怒っていることは分かります。

して欲しくないことをしたその瞬間に叱るべきで、少しでも時間が過ぎてしまったら叱ることは全く意味のないことになります。

褒めるのも叱るのも、ラブが取った行動に対してすぐさま行いましょう。

「褒められた」+「行動」

「叱られた」+「行動」

これが犬の中で上手く関連付けされず、タイミングを間違って違う関連付けになっていたら、しつけは真逆の効果を生むことになります。

叱るタイミングを外してしまったらもう叱らないことも大事です。

怒りはぐっと飲み込みましょう。

 

ラブラドールレトリバーのしつけはとにかく毎日の繰り返しが上達のコツです。

「コマンド」+「行動」をしっかりと関連付け出来るよう常に必ずやりましょう。

出来たときには毎回必ず褒めることもお忘れなく。

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