ラブラドールレトリバーのしつけの方法

ラブラドールレトリバーのしつけ方のコツについて解説します!

【ラブラドールレトリバー】しつけが難しいと嘆く飼い主さんへ

ラブラドールレトリバーはやさしくて穏やかで賢い性格だと言われています。

また社交的で人と遊ぶのも大好きな犬種です。

日本では盲導犬になる犬ということで多くの人に認知されています。

 

しかし、実際に飼ってみるとあまりのやんちゃぶりに手が付けられなくなって困っている飼い主さんが多くいます。

やっぱりラブラドールのしつけは難しいのでしょうか。

 

 

ラブラドールレトリバーのしつけは難しい?

f:id:dhrdw4890:20190427112740j:plain

ラブラドールのしつけが難しいと感じているのは、

「自分のいうことを全然聞いてくれない」

「犬が暴れまわって手が付けられない」

だからそう感じているのではないでしょうか。

 

ラブラドールレトリバーは基本的に頭が良い犬です。

しかし、しつけの方法が間違っていると自分勝手な行動ばかり取るようになります。

 

盲導犬みたいな状態を思い描いていませんでしたか?

盲導犬になるラブラドールというのは、最初に性格が適正か選別をして、1歳になるまでは基本的なしつけ、1歳になってからは施設で10ヶ月間本格的な訓練を行います。

 

その中で厳しいテストを勝ち抜いた犬だけが盲導犬になっていきます。

素質がある犬の中でも、約6割は盲導犬になれません。

それだけ盲導犬になれる犬というのは特殊な犬ということです。

 

ラブラドールだからと簡単にしつけができると思ってしまうとそのギャップに耐えられなくなります。

ラブラドールのしつけは大変で難しいと最初から覚悟を決めてやっていきましょう。

 

 

ラブラドールレトリバーと信頼関係を築く

犬というのはリーダーに従う性質があります。

そして犬は自分がリーダーになろうともします。

 

しつけをする上での大前提は、飼い主がリーダーになっていなくてはならないということです。

なぜならリーダーじゃない人の指示はちゃんと聞こうとしないからです。

 

ではどういった飼い主がリーダーになれるのでしょうか?

人間で例えるなら理想的なお母さんのような人です。

愛情にあふれていて、いつも優しくて、世話好きで、ときに厳しく正しい道に導いてくれる人。

 

いつも自分の思うとおりにしようとヒステリックに怒ったり叩いたりしているお母さんは嫌ですよね。

子供は萎縮して言うことを聞くかもしれませんが、嫌々聞くようになります。

 

子供のわがままを聞いて甘やかしてばかりいる母親も良くありません。

それはしつけを放棄しているのと同じだからです。

 

まずは犬から愛され信頼される飼い主になることが大事です。

 

 

 

ラブラドールレトリバーを抑えつけようとしない

f:id:dhrdw4890:20190427112817j:plain

ラブラドールは子犬のうちからどんどん体が大きくなっていきます。

とても力が強いため力で抑えつけようとすればするほど力で反発してきます。

 

そのため暴れまわっている犬を押さえつけることは逆効果になります。

しつけはラブラドール自らがそうしたくなるように促すようにします。

 

部屋の中を暴れまわっている犬は興奮状態になっていることが多いです。

そんなときに大声で怒鳴りつけると犬は更に興奮していきます。

犬は怒られたという認識よりも飼い主が盛り上げていると思うからです。

 

暴れているときは、動揺して声を掛けずに、落ち着くまでそっとしておきます。

犬が落ち着いたら、やさしく声を掛けて褒めてあげます。

 

家の中はラブラドールがイタズラできないように物はあまり届くところに置かないことも対策として大事です。

 

 

ラブラドールレトリバーのしつけは楽しく、叱るより褒めるが鉄則

「しつけ」というと厳しい言葉の響きがありますが、犬のしつけは楽しいことと結びつけてやるのがコツです。

犬は言葉の意味が理解できるわけではないので説得するのは所詮無理ですよね。

 

犬にとって楽しいことというのは

「食べること」

「遊ぶこと」

「散歩すること」

「褒められること」

になります。

 

つまりしつけのタイミングは

「餌を食べさせるとき」

「遊びをするとき」

「散歩をするとき」

を上手く使ってやるようにします。

 

「餌が待っているときに、指示通りできたら食べられる」

「遊ぶときに言うこと聞いたら、おもちゃがもらえる」

「散歩するときにちゃんと歩けたらおやつがもらえる」

「部屋の中で大人しく居られたら褒められる」

 

このように楽しいことと関連つけてあげるようにしましょう。

 

何かいけないことをした時に叱ることだけがしつけではないということです。

叱る割合よりも褒める割合の方を多くします。

 

「じっと待っていられたら褒める」

「吠えないでいられたら褒める」

「噛まずにいられたら褒める」

 

して欲しくないことをしないでいられたときにも褒めてあげるのがコツです。

その状況、その状況で細かく褒めるポイントをひとつひとつ拾ってあげましょう。

 

叱るときも犬が怯えるように叱るのではなく、たしなめるように叱るほうがいいでしょう。

犬は飼い主に似るといいますから、飼い主がいつも冷静に対処していれば犬も落ち着いた犬に次第に変わっていきます。

プライバシーポリシー