ラブラドールレトリバーのしつけの方法

ラブラドールレトリバーのしつけ方のコツについて解説します!

【ラブラドールレトリバー】散歩の時間の目安は?子犬~成犬~シニアまで

ラブラドールレトリバーは室内で飼われることが多い犬種です。

それゆえに運動不足になりやすいため、毎日の散歩や運動の時間は多くとってあげる必要があります。

また肥満にも気をつけないといけないことでも有名です。

今回はラブラドールの散歩時間の目安についてお伝えします。

 

 

ラブラドールレトリバーの子犬の散歩デビュー

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子犬の散歩デビューは基本、生後6ヶ月を過ぎてからになります。

それまでは飼い主と遊びながらの運動が中心になります。

ボール遊びなどで、ボールを転がして追いかけさせてを繰り返しながら少しずつ運動をします。

 

子犬は母犬の母乳によって免疫が保たれていますので、母乳を卒業すると免疫がなくなります。

それを補うためにワクチンの接種を行うのですが、このワクチンの効果が現れてくるのが、生後4ヶ月頃となっています。

 

そのため、子犬を屋外に連れて行ける時期というのがだいたい生後4ヶ月となります。

庭などの外に出たら自由に遊ばせたり、ボール遊びなどをして軽い運動をさせます。

この時期は1日1回15分程度の運動をさせて外の環境になれさせます。

 

ただし生後4ヶ月の子犬はまだ体が未熟で、骨格形成が落ち着いてはいません。

過度の運動は骨格の成長に悪い影響を与えることがあるため注意する必要があります。

散歩デビューをするのが生後6ヶ月なのは骨格形成が落ち着いてきて、リードをすることに問題がなくなるからです。

 

しかし、6ヶ月になっていきなりリードを付けても子犬は動こうとしません。

あらかじめリードに慣れさせておく必要があります。

最初はリボンを首に巻いて慣れさせておいてから、徐々に首輪に変えていきます。

 

まずはお部屋の中で、リードを付けて少しずつ引いてみます。

あまり子犬に負担が掛からないように力を入れないようにします。

子犬の視線までかがんで声を掛けながらやりましょう。

 

 

ラブラドールレトリバーの子犬の散歩時間と頻度

 

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最初は

散歩時間:15分

頻度:1日に1回

 

まずはリードに慣れさせることから始まります。

ある程度慣れてきたら、外に散歩に連れていきましょう。

 

初めての散歩に興味津々ながらも恐がることもあるかもしれません。

まずは子犬の行きたい方向へ自由に歩かせてあげます。

散歩が楽しくなるように最初は短い時間で子犬主体で行いましょう。

 

無理やりリードを引っ張ったりは控えましょう。

外の環境に慣れることと散歩が好きになることに重点を置きます。

 

子犬にとって外の世界は社会勉強です。

色んな危険や誘惑が待ち構えています。

 

最初は交通量のない広い公園などに抱っこして連れていってから歩くのがおすすめです。

草むらや障害物など子犬が関心を示すものがないところで、自由に歩くことをしましょう。

 

純粋に歩くことを楽しむ時間を作ってあげます。

歩くことに慣れてきてから徐々に散歩のしつけをしていくようにしましょう。

 

成長と共に

散歩時間:15~20分

頻度:1日に1~2回

 

ラブラードレトリバーの成犬の散歩時間と頻度

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散歩時間:30~60分

頻度:1日に2~3回

 

成犬になってからは散歩の時間をしっかりと取ってあげなくてはいけません。

散歩の合間には運動の時間も作ってあげられるのがベストです。

 

運動はボールフリスビーを投げたものを取りに行かせたりします。

ロングリードでダッシュさせて足腰の筋肉を鍛えるようにしましょう。

たまには泳がせてあげるのもいい運動になります。

 

運動中の注意は、車道があるところではやらないこと。

突然飛び出して大きな事故になりかねません。

なるべく広い敷地のある公園などで他の人に迷惑が掛からないように運動をさせましょう。

 

夏場は熱中症の危険があるため、炎天下での運動や散歩はしないこと。

アスファルトは熱を持っているため体が近い犬の体温は急上昇して危険です。

足のやけどの危険もあります。

 

運動も足腰を痛めないように、あまり高いところでキャッチさせたりするのはよくありません。

筋肉がついてくるまでは運動も徐々にハードにしていきましょう。

 

ラブラドールレトリバーは肥満を予防

ラブラドールレトリバー肥満が大敵です。

室内犬によく見られる運動不足や過食によって肥満になるラブラドールもいます。

 

肥満がなぜ良くないのかというと、ラブラドールは股関節が生まれつき強くないからです。

これは遺伝的なものが大半ですが、ラブラドールの2頭のうち1頭は股関節の疾患を抱えていると言われています。

 

それくらい股関節に関しては注意が必要になります。

そのため肥満による体重増加が股関節に過度の負担を与え続けたりすると、歩行に支障をきたすことがあります。

 

歩くことを嫌がるようになる犬もいます。

歩けなくなると犬はストレスが溜まってしまいます。

足に負担が掛かりすぎないように日頃から見守ってあげましょう。

 

ラブラドールレトリバーの雨の日の散歩は

雨の日であってもラブラドールは散歩を楽しみにしています。

しかし飼い主にとっては雨の中の散歩はとても大変なものになります。

 

犬も自分も濡れることで後処理も大変です。

安全に散歩するためにも、雨の日は犬用と飼い主用にレインコートを用意しましょう。

 

犬用のレインコートはお腹側がしっかりとガードされていないと、跳ね返りで結局びしょびしょになります。

帰ってからタオルで拭いたり乾かしたりの手間がかなり大変です。

 

こちらのレインコートはお腹側がしっかり覆われていて、更に背中側がマジックテープになっているため脱着も簡単でおすすめです。


 

 ただし、激しい大雨の中で危険を感じてまで散歩する必要はありませんので、そんな日は散歩の代わりにお家の中で一緒に遊んであげるようにしましょう。

 

 

ラブラドールレトリバーのシニア犬の散歩時間と頻度

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散歩時間:20~40分

頻度:1日に2回程度

 

7~8歳を過ぎるとラブラドールは初老のシニア犬になります。

個体差はありますが、あまりからだの無理もきかなくなってくる頃です。

しかし、散歩や運動は必ず日課として続けていく必要があります。

 

老犬になっても散歩や運動はからだの健康のためには欠かせないもです。

愛犬にはいつまでも健康で長生きして欲しいですよね。

犬にとっての毎日の楽しみを継続できるようにサポートしましょう。

 

その日の体調や天気、気候などはしっかりと見てあげましょう。

今までの習慣だからといって無理強いさせてはいけません。

散歩することが嫌そうなときは無理やり連れていかなくても大丈夫です。

 

犬も飼い主も少しずつ年を重ねていきます。

毎日の変化を敏感に感じれるように気を配ることも大事です。

シニアでも元気であれば運動も遊びも一緒になって楽しみましょう。

 

散歩は毎日決められた時間に同じ回数行くようにすると生活習慣が安定してきます。

犬の体調リズムも掴みやすく、日々の変化にも敏感になれますので、なるべく毎日実行するようにしましょう。

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